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みなさんこんにちは!
株式会社Flapjackの更新担当の中西です!
さて今日は
flapjackのよもやま話~一人前~
ということで、舞台設営業者が一人前になるまでの道のりを、リアルな現場視点から丁寧に解説します。
舞台演出の華やかさの裏には、目立たないが極めて重要な仕事「舞台設営」があります。ステージを“安全・正確・美しく”整えるこの仕事には、高度な技術と現場対応力が求められます。
舞台設営の現場では、専門用語や特有の道具が数多く使われます。
トラス、バトン、平台、バミリなどを覚える
工具の使い方、安全帯の装着方法を学ぶ
先輩の指示に即座に動ける“反応力”を鍛える
夜間搬入や深夜撤去など、不規則な時間帯での作業も多く、まずは「続ける体力」が鍵となります。
次第に、構造物の組立て・ばらしの流れを理解し、全体を見ながら動けるようになります。
図面やスケッチから作業内容を読み解く
ケーブルの引き回し、照明スタンドの設置なども経験
「この作業は次に何が必要か?」を予測し行動
転倒防止措置、耐荷重の考慮
見え方・美観にも配慮した設営
トラブル発生時の冷静な対応力が求められる
現場リーダーや技術者の補佐として、小規模なセクションを任されるようになります。
照明吊り込みの監督、舞台装置の固定確認など
タイムテーブルに基づいた段取り管理
若手への指導やアドバイスも開始
この時期には「技術×対人力×段取り力」のバランスが求められ、真のプロフェッショナルへの階段を登り始めます。
一人前とされる人材は、現場全体を見渡しながら複数の作業工程を管理できる能力を持ちます。
舞台図面・演出意図を理解し施工に反映
他業種(照明・音響・美術)との連携・調整
トラブルや突発対応にリーダーシップを発揮
また、現場によって異なる「演出家の癖」や「会場のクセ」を把握し、柔軟に対応する知見も重要となります。
人によって差はありますが、一人前と呼ばれるまでに約3〜5年が一般的です。その間には、次のような成長マインドが重要です。
「失敗は学び」:現場でのミスを糧にする
「気配りは技術」:現場での細やかな配慮が信頼につながる
「技術は盗んで身につける」:先輩の動きを観察し、吸収する姿勢
舞台設営業という仕事は、表には出にくいですが、演出を支える「縁の下の職人」です。一人前になるまでの道のりは決して平坦ではありませんが、現場でしか得られない達成感と仲間との絆がそこにはあります。
私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!
そして、一緒に縁の下の力持ちになってくれる仲間を募集しています!
お問い合わせはお気軽に♪
みなさんこんにちは!
株式会社Flapjackの更新担当の中西です!
さて今日は
flapjackのよもやま話~3D図面~
ということで、舞台設営業者にとっての3D図面の重要性とその可能性を、実務目線で深堀りしていきます。
舞台設営と聞くと、華やかな演出の裏側で繊細な準備が求められる仕事を想像されるかもしれません。その中で近年、「3D図面」の活用が急速に進んでおり、現場の効率・安全性・創造性を大きく向上させています。
従来の2D図面では平面情報が中心で、実際の舞台空間や動線、照明の陰影などが伝わりづらいという課題がありました。これに対し、3D図面では舞台空間を立体的に再現することで、設計意図をより直感的に伝えることが可能になります。
舞台装置や背景パネルの配置を3Dで確認
照明の陰影や動線の干渉を事前にチェック
客席からの見え方までシミュレーション可能
立体的なビジュアルで装置の構造や搬入経路を共有できるため、現場でのミスや手戻りが減少します。
演出家や主催者と事前に完成イメージを共有できることで、確認・修正のやり取りが効率化されます。
舞台設営には高所作業、重量物の移動、狭所作業などのリスクが伴います。3D図面を活用することで、事前にリスクポイントを可視化し、対応策を検討できます。
吊り物の干渉チェック
足場やトラスの構造安全性の確認
動線・避難経路のシミュレーション
3D図面は、単なる設営の図面ではなく「演出そのものの一部」としても活用されています。
プロジェクションマッピングの投影位置を正確に設定
可動式装置やギミックとの連携検証
照明・音響プランとの統合設計が可能
これにより、演出家や照明技師、音響オペレーターが同じ情報をもとに作業を進められるため、舞台全体の一体感が向上します。
専用ソフト(Vectorworks, SketchUpなど)の学習コスト
PCスペックやCAD技術者の確保
初期導入コスト
今後は、AR・VRとの連携によるリアルタイムな舞台空間の仮想体験、クラウドでの共同編集など、さらに進化した「スマート舞台設営」が現実のものになるでしょう。
3D図面は、単なる図面の進化ではなく、「舞台づくりの質」を大きく変える可能性を持った技術です。効率、安全、演出、すべてを支えるこのツールを、舞台設営業界がいかに活かすかが今後の鍵となります。
私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!
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みなさんこんにちは!
株式会社Flapjackの更新担当の中西です!
さて今日は
flapjackのよもやま話~チェック項目~
ということで、舞台設営業者が現場に入る前に必ず確認すべき図面のチェック項目と、特に注意すべきポイントを深掘りしてご紹介します。
舞台設営の現場では、図面が「すべての始まり」です。しかし、図面通りに進めたはずなのに「道具が収まらない」「吊物が干渉する」「導線が足りない」といったトラブルが後を絶ちません。原因の多くは、図面確認の不備や図面間の不整合です。
舞台図面は、演出家・美術・照明・音響・舞台技術スタッフが情報を共有する「共通言語」です。チェックが不十分だと
セットが搬入経路を通らない
機材の干渉による設置不能
観客席視界不良
安全基準未達(消防法違反等)
など、演出・作業・安全の全てに影響が出ます。
項目 | 内容 | 注意点 |
---|---|---|
舞台平面図 | セット・客席・導線配置 | 客席通路幅・手押し台車の動線 |
舞台立面図 | 吊物・背景・照明バトン位置 | 吊物の高さ・干渉の可能性 |
観客席図 | 席配置・視界ライン | 照明・音響機材の死角リスク |
搬入導線図 | 搬入口→舞台経路 | 機材サイズに対する曲がり角・段差の有無 |
吊物配置図 | 吊バトン・昇降装置配置 | 動作範囲・耐荷重・吊元位置の正確さ |
電源図 | 電源容量・分電情報 | 回路数・熱源配置・誤接続リスク |
平面図と立面図で寸法が異なる
配置されている吊物が詳細図では抜けている
バトン番号や回路番号の食い違い
→ 異なる部署が作成した図面間のクロスチェックが必須
セットが照明バトンに干渉する高さに達していないか
機材設置が非常口・通路を塞いでいないか
客席後列から見えないゾーンが発生していないか
→ 断面図での確認と、現地寸法との照合が必要
大道具がエレベーター・通路に入らない
解体しないと通らないが、解体図面が未提出
台車移動中に床材を傷つける可能性がある
→ 搬入図と分解図を照合し、現場ルートと合致しているか確認
一系統に照明・音響・映像が集中してブレーカーが落ちる
電源位置が遠く延長ケーブルが多用される構成
→ 機材消費電力と回路容量を現場図面と付き合わせて精査
図面確認のプロセスとは、施工当日を頭の中で何度もシミュレーションする作業です。
「この機材はここから入るか?」
「この吊り物は本番中に昇降して干渉しないか?」
「非常時の導線は機能するか?」
現場に“入ってから考える”では遅く、図面上で事前に潰せるリスクは潰すのがプロの現場力です。
A3サイズの現場チェックリスト付き図面を班長に配布
図面上に危険エリア・動線・搬入口などを色分け
当日朝のミーティングで図面と現物の照合を徹底
図面確認は「紙の中の話」ではなく、実際に人と物を動かす行動の起点です。
舞台設営業者にとって、図面チェックは単なる作業ではありません。それは、演出を形にし、事故を防ぎ、すべてのスタッフが安心して働ける空間を築くための最初にして最重要の責任です。
“読む”図面ではなく、“動かせる”図面を。 それがプロフェッショナルの証です。
私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!
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みなさんこんにちは!
株式会社Flapjackの更新担当の中西です!
さて今日は
flapjackのよもやま話~図面の書き出し~
ということで、舞台設営業者が行う「図面の書き出し」がなぜ重要なのか、どのようなリスクを防ぎ、どのように舞台空間の完成度を高めるのかを深掘りします
舞台やイベント会場の設営において、「図面」は演出家・美術・技術・施工スタッフをつなぐ共通言語です。そして、その図面を“現場で実際に使える形”に整理し直す作業、つまり「図面の書き出し」が設営の成否を左右する要となります。
舞台図面の「書き出し」とは、元となる設計図・演出プランを元に、実際の施工・仕込み・撤去の作業へ落とし込むための変換作業を指します。
美術図面 → 設営用平面図・立面図に再構成
観客席配置図 → 安全動線・避難通路を考慮した作業図面へ
吊り物配置図 → 吊元の高さ・間隔を記した「バトン図」や「吊物表」へ
電源計画 → 実際の回路図・配線計画図として展開
つまり、現場の手が動く図面へと翻訳する工程が「書き出し」です。
寸法・高さ・重心・干渉などを明確に記すことで、現場での迷い・やり直しを削減できます。
吊物・仮設足場・階段・照明機材の設置位置を正確に示すことで、転倒・接触・落下などの事故リスクを軽減します。
音響・照明・美術・舞台・電源のチームが同じ図面を見て同じ空間を共有することが、作業効率と品質向上に直結します。
項目 | 書き出し図面の例 | 注意点 |
---|---|---|
舞台平面 | セット配置図・導線図 | 動線確保・手押し台車の通路幅 |
照明設備 | ライン図・吊物表 | 支障物との干渉・配線経路の明確化 |
音響設備 | スピーカー配置図 | 客席エリアと反響との整合性 |
電源系統 | 電源系統図・コンセント一覧 | 電源容量・ブレーカー配置 |
安全設備 | 避難ルート図・防火扉記載図 | 消防計画との整合性 |
【照明】吊元の誤り → 機材が客席に干渉・演出効果不発
【音響】配置ミス → 反響過多・ハウリング発生
【構造】舞台高さ誤差 → 道具がはまらず開演に支障
【搬入導線】未確認 → 大道具が通路に収まらない・運搬不能
こうした問題は、「書き出し図面」がなければ発見できないまま施工が進行し、本番直前に重大な支障が発生する原因となります。
A1サイズの作業用清書図面を各部門に配布
カラー分けで各セクションの領域を明確化(例:音響=青、照明=橙)
Google Drive等で最新版のPDF図面を共有管理
「吊物番号」「照明回路番号」などを統一ルールで記載
現場での「書き出し図面」は、見やすく・分かりやすく・整合性があることが最優先です。
図面の書き出しは、舞台設営の品質・安全性・作業効率を左右するプロの技術と配慮が集約された作業です。原図が素晴らしくても、それを現場で具現化できなければ舞台は完成しません。
だからこそ、「見える図面」から「動ける図面」への書き出しこそが、現場をつなぎ、本番を支える“裏の主役”なのです。
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flapjackのよもやま話~安全性~
ということで、イベント舞台設営業における安全性の確立について、具体的なリスク管理から制度面、現場での工夫までを深く掘り下げて解説します♪
舞台の感動は、安全という“見えない土台”から生まれる
イベント会場で感動の瞬間が訪れるその裏側には、安全性を確保するために動き続ける舞台設営業のプロたちの努力があります。
音楽ライブ、演劇、企業展示会、スポーツイベント……
どれもが短時間で大量の観客とスタッフが集中する「非日常空間」であり、同時に事故リスクの潜む特殊空間でもあります。
だからこそ、舞台設営業においては「安全」の確立が最大の責任であり、設営そのものの根幹をなす技術と意識なのです。
舞台設営の現場は、仮設構造物・高所作業・大型機材・電源設備・人の流れなど、複数のリスク要素が重なり合う複雑な環境です。
ステージ・トラスの落下・転倒
高所作業中の墜落・転落
電気配線や照明器具からの感電・火災
観客の動線と機材エリアの交錯
天候によるテントや構造物の倒壊(野外フェスなど)
こうしたリスクは「見えにくい」ために軽視されがちですが、ひとたび事故が起これば命に関わる重大事態へとつながる可能性があります。
安全性は現場に入る前から始まっています。
会場ごとに異なる条件を踏まえて、設計・工程・搬入計画の時点からリスクの洗い出しと対応策の検討が行われます。
会場図面をもとにした動線・危険区域の設定
搬入・設置順の安全確保(重機の通行ルート含む)
地盤・風速・照度などの環境要因の確認
法的な基準(建築基準法・労働安全衛生法)との照合
この段階で甘さがあると、後の工程で修正が効かないケースも多く、安全性が脅かされる原因になります。
設営業の現場では、日々の作業において以下の安全措置が徹底されています。
朝礼・KY(危険予知)ミーティングの実施
その日の作業内容、危険ポイント、共有事項を確認
保護具の完全着用
ヘルメット、安全帯(フルハーネス)、手袋、反射ベストなど
仮設構造物の強度確認・転倒防止措置
トラスや照明支柱には補強ステーやウエイトを追加
作業区域の明確化と立入禁止措置
バリケードやテープ、看板による視認性の確保
停電確認・配線整理
電源系統の確認、感電防止処置の実施
これらはすべて、「大丈夫だろう」を封じ込める仕組みです。
野外イベントでは、天候が最大のリスク要因です。
強風時にはトラス・テントを即時撤去
雨天時の機材保護、滑りやすい床材への対策
落雷時には一時中断・避難誘導を速やかに実施
このような判断を現場で即断できるのも、経験豊富な設営業の存在があってこそです。
舞台設営業における安全性は、有資格者と教育訓練を受けたスタッフによって支えられています。
玉掛け、足場作業主任者、高所作業車運転技能講習
電気工事士、建築物仮設設計技術者
特別教育(高所作業、感電防止、酸欠など)
これらの講習は、「万が一」に備えるのではなく、「万が一を起こさない」ための知識と意識の注入です。
事故には至らなかったが危なかった「ヒヤリ・ハット事例」の共有が、現場力を高める貴重な財産となっています。
事例の記録とフィードバック
似た現場への注意喚起
動画や図解を使った教育教材化
“成功体験”よりも“失敗未遂”の積み重ねが、現場の安全文化を育てるのです。
最終的に大切なのは、「誰かが守ってくれる」ではなく、一人ひとりが“守る側”として行動できるかどうかです。
ヘルメットをかぶる理由を知っているか
「ちょっと待って」を言える勇気があるか
手間を惜しまず、安全確認を徹底できるか
それが、設営現場における“安全文化”の成熟度であり、組織全体の安全レベルを決める指標でもあります。
観客にとってのイベントとは、心を動かす体験です。
しかしその体験は、ステージの下で見えない“安全”を守る人々がいるからこそ成り立つものです。
イベント舞台設営業の安全性とは、ただ事故を起こさないという話ではありません。
それは、舞台に関わるすべての人の命と仕事、信頼と誇りを守ることに他なりません。
だからこそ、安全の確立は、
感動を支える“もうひとつの演出”であり、設営業にとって最大の責任なのです。
私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!
そして、一緒に縁の下の力持ちになってくれる仲間を募集しています!
お問い合わせはお気軽に♪
こんにちは!
株式会社Flapjackの西川です!
Flapjack塩浜倉庫では日々、某有名アーティストの舞台で活躍する様々な制作物を制作しております。
今回はそんな塩浜倉庫の風景をご紹介いたします!
上の写真2枚は、近々行われるライブのセットの一部となる階段です!
安全性や仕込みを考慮した設計、使用する鋼材の仕入れから溶接まで、イチから弊社で行いました!
ありがたいことに、まだまだいくつもの案件をいただいており、着々と次の制作物に取り掛かっています!
今後もどのような制作物を作っていくのかが楽しみですね!
#大道具 #ライブ業界 #イベント業界 #コンサート業界 #千葉県 #千葉 #東京都 #東京
#求人 #未経験
みなさんこんにちは!
株式会社Flapjackの更新担当の中西です!
さて今日は
flapjackのよもやま話~つくりあげる~
ということで、イベント舞台設営業のやりがいと魅力を、現場で活躍する人々の視点から深く掘り下げてご紹介します♪
感動の裏側で“空間を創る”プロたちの物語ステージの幕が開き、照明が灯り、音が鳴り響く
その一瞬の感動の裏側には、舞台設営のプロフェッショナルたちの技術と情熱が詰まっています。
「イベント舞台設営業」は、音楽ライブや演劇、展示会、式典、スポーツイベントなどの舞台空間を設計・構築・撤収する仕事。表に出ることは少なくとも、舞台演出の基盤を支える不可欠な役割です。
舞台設営業の仕事は、ただ構造物を組み立てるだけではありません。演出家やプロデューサー、照明・音響スタッフなど多くの関係者と協力しながら、観客の心を動かす空間そのものをつくり上げる役割を担います。
ステージ・足場・客席の仮設設営
照明・音響・映像設備の基盤構築
テント・看板・展示パネルの設置
イベント終了後の撤収・搬出作業
搬入搬出の安全管理・スケジュール調整
会場によっては、深夜・早朝の作業や、屋外での天候対策も必要です。体力と技術、そして柔軟な対応力が求められる現場です。
イベントは、基本的に「非日常空間」です。数時間のステージのために、何日もかけて設営し、数時間で撤収します。
この中で、設営業のスタッフは「空っぽの会場」に足を踏み入れ、設計図をもとに何もない空間を“感動の舞台”へと変えていく作業に関わります。
自分が組んだステージで観客が沸き立つ
自分が設置した照明構造が演出の核になる
チームで苦労して立ち上げた空間が拍手に包まれる
こうした瞬間に感じる達成感は、“ものをつくる喜び”と“誰かの記憶をつくる誇り”が交差する特別な体験です。
舞台設営の現場では、単なる力仕事だけでなく、創造性と技術のバランス感覚が求められます。
会場の構造に合わせた寸法調整
重量や風圧に耐えうる安全設計
演出内容に合わせた配置変更や造作加工
また、特殊効果(ムービングライト、LED演出、吊り物など)に対応するためには、舞台装置や電源、構造荷重への理解も必要です。
「どうすれば一番安全に、かつ美しく、演出の意図を具現化できるか」
その問いに対して、“現場で答えを出すプロ”であることが、最大のやりがいでもあります。
舞台設営業の現場は、一人では絶対に完結しない仕事です。短時間での設営・撤収には、数十人、時には100人以上のスタッフが動き、秒単位で工程が進みます。
合図一つでパネルを持ち上げる
誰かの失敗を誰かがカバーする
トラブル時には全員で再配置を考える
こうした現場の中で育まれる“暗黙の信頼”と“支え合いの文化”は、他の職場にはない絆を生み出します。
大きなイベントをやり遂げた後の打ち上げや、撤収後の一体感は、苦労をともにした仲間だからこそ分かち合える“戦友のような感覚”でもあります。
舞台設営には「定型」がありません。イベントの種類、会場の形状、演出の内容によって、毎回ゼロベースで考え直す必要があります。
野外フェスでは天候と地盤の管理が命
商業施設の仮設ステージでは限られた空間と時間で効率重視
歴史的建造物でのイベントでは、設置位置や素材に最大限の配慮が求められる
“現場ごとに課題が変わる”ことこそが、この仕事の最大の魅力です。経験を重ねるほどに判断力と応用力が磨かれ、自分の成長を日々感じられます。
この仕事の魅力を最大限に楽しめるのは、次のようなタイプの方です。
ものづくりが好きな人(DIYや設計に興味がある)
体を動かす仕事が好きな人
臨機応変に考えるのが得意な人
仲間と協力して何かを成し遂げたい人
裏方で誰かを支えるのが好きな人
「目立つのは嫌だけど、必要とされたい」
「感動を支える側に回りたい」
そんな思いを持つ人にとって、舞台設営は心からやりがいを感じられる仕事になります。
イベント舞台設営業は、観客の拍手もスポットライトも浴びることはありません。
しかし、その全てを支えているのは、舞台の下で汗を流す人々の存在です。
感動が生まれる“場”を、自らの手でつくりあげる。
それが、舞台設営という仕事の本質であり、最大の魅力なのです。
舞台の上のドラマは、裏方の努力によってはじめて成立する。
そんな“縁の下のプロフェッショナル”に、もっと光が当たる社会であってほしいと、私たちは願っています。
私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!
そして、一緒に縁の下の力持ちになってくれる仲間を募集しています!
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こんにちは!
株式会社Flapjackの西川です!
今回はちょっとした報告です。
私ごとではありますが、、、、、、、
今月づけで2年目になりました!!
ステージの仕組みやイベント業界に携わって一年、様々な経験をしてきました。
倉庫での準備や現場での仕込み、本番、撤去。
全国の様々な会場に行ったり、ツアーメンバーと共に各会場に行ったり、大きなフェスに携わったりと、間違いなく人生で一番濃い一年でした(笑)
覚えること、やることが多くとても大変な仕事ではありますが、色んな仕事でいろんな人と出会いそれ以上に楽しい!とこの一年間で実感しました。
正直、今までやってきたことを吸収できたかというと、全くそうではありません。
「失敗を次に繋げる努力ができていなかった」
「覚える努力をしていなかった」
「タスクに手をつける早さ、順序があまい」
というのがこの一年を振り返っての主な反省点です。
これまでの一年間の反省点を踏まえて自分の成長に繋げ、ただでさえ楽しいこの仕事をさらに楽しくしていこうというのが今年度のテーマだと思っています。
これからも様々なイベントに携わっていきますが、株式会社Flapjackの一員として信頼されるよう成長していきます。
業界の後輩も入ってくるわけですが、胸を張って教えられるかっこいい先輩になれるよう頑張ります!
かっこいい先輩になりたいと言えば、、、株式会社Flapjackでは新たな仲間を募集しています!
未経験でもやる気と元気があれば大歓迎です!
まずはお気軽にお問い合わせください!
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#求人 #未経験
こんにちは!
株式会社Flapjackの西川です!
前回はドームの特徴についてお話ししましたが、今回はアリーナの特徴についてお話ししたいと思います!
そもそもアリーナとは、もとはラテン語で闘技場、競技場を意味しており、その名の通り中心のメインスペースを囲うように観客席がぐるりと配置されています。
コンサート以外では室内競技の施設として使用されており、大規模なライブだけで言えばアリーナが最も使用頻度が高い会場です。
ドームと比べて収容人数は少なく、ドームが4万人〜5万人に対して、アリーナは1万人〜2万人となってます。
また、ドームとは違い天井に梁(天井の横方向に流れている骨組み)がついているため、わざわざ天井を建設する必要はなく、直接吊りものを吊った後に舞台を建てればステージの完成です。
このように、会場ごとに構造やステージの立て方が少し違うので、ライブなどのイベントに足を運んだ際はそういったところにも注目してみると面白いですよ!
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