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月別アーカイブ: 2025年5月

flapjackのよもやま話~チェック項目~

みなさんこんにちは!

株式会社Flapjackの更新担当の中西です!

 

さて今日は

flapjackのよもやま話~チェック項目

ということで、舞台設営業者現場入る必ず確認すべ図面チェック項目と、特に注意すべポイント掘り紹介ます。

 

舞台設営現場では、図面が「すべて始まり」です。しかし、図面通りはずなのに「道具ない」「干渉する」「導線ない」といったトラブルせん。原因多くは、図面確認不備図面整合です。


1. なぜ舞台図面チェック重要か?

舞台図面は、演出家・美術・照明・音響・舞台技術スタッフ情報共有する「共通言語」です。チェック不十分

  • セット搬入経路ない

  • 機材干渉による設置不能

  • 観客視界不良

  • 安全基準達(消防違反等)

など、演出・作業・安全全て影響ます


2. 舞台図面基本チェック項目一覧

項目 内容 注意
舞台平面 セット・客席・導線配置 客席通路幅・手押し台車
舞台 物・背景・照明バトン位置 さ・干渉可能性
観客 配置・視界ライン 照明・音響機材死角リスク
搬入導線 搬入口→舞台経路 機材サイズに対する曲がり角・段差有無
配置 バトン・昇降装置配置 動作範囲・荷重・位置正確
電源 電源容量・情報 回路数・熱源配置・接続リスク

3. 特に注意すべチェックポイント

1)“図面矛盾”注意

  • 平面寸法異なる

  • 配置いる詳細ではいる

  • バトン番号回路番号食い違い

異なる部署作成した図面クロスチェック必須


2)さ・視界・安全空間認識ズレ

  • セット照明バトン干渉する達していない

  • 機材設置非常口・通路ない

  • 客席後列から見えないゾーン発生ていない

断面確認と、現地寸法照合必要


3)搬入経路・分解整合

  • 大道具エレベーター・通路ない

  • 解体しないないが、解体図面提出

  • 台車移動傷つける可能性ある

搬入分解照合し、現場ルート合致いるか確認


4)電源計画負荷リスク

  • 系統照明・音響・映像集中ブレーカー落ちる

  • 電源位置遠く延長ケーブル多用れる構成

機材消費電力回路容量現場図面付き合わせ精査


4. 図面チェックは「事前現場動かす想像力」

図面確認プロセスは、施工当日シミュレーションする作業です。

  • この機材ここから入るか?」

  • この本番昇降干渉しないか?」

  • 非常時導線機能するか?」

現場に“ってから考える”ではく、図面事前潰せるリスク潰すプロ現場です。


5. 現場共有実行つなげる方法

  • A3サイズ現場チェックリスト付き図面班長配布

  • 図面危険エリア・線・搬入など色分け

  • 当日ミーティング図面現物照合徹底

図面確認は「話」ではなく、実際動かす行動起点です。


舞台設営成否は「図面読み力」決まる

舞台設営業者にとって、図面チェック単なる作業ではありません。それは、演出にし、事故ぎ、すべてスタッフ心して働ける空間築くため最初にし重要責任です。

読む”図面ではなく、“動かせる”図面を。 それプロフェッショナルです。

 

 

私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!

そして、一緒に縁の下の力持ちになってくれる仲間を募集しています!

お問い合わせはお気軽に♪

 

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flapjackのよもやま話~図面の書き出し~

みなさんこんにちは!

株式会社Flapjackの更新担当の中西です!

 

さて今日は

flapjackのよもやま話~図面書き出し

ということで、舞台設営業者行う「図面書き出し」なぜ重要か、どのようリスクぎ、どのよう舞台空間完成高める掘ります

 

舞台イベント会場設営において、「図面」演出家・美術・技術・施工スタッフつなぐ共通言語です。そして、その図面を“現場実際使える形”整理直す作業、つまり「図面書き出し」設営成否左右するとなります。


1. 図面書き出しは?

舞台図面の「書き出し」は、なる設計図・演出プランに、実際施工・仕込み・撤去作業落とし込むため変換作業指します。

  • 美術図面 → 設営平面図・構成

  • 観客配置図 → 安全線・避難通路考慮した作業図面

  • 配置図 → さ・間隔した「バトン図」や「表」

  • 電源計画 → 実際回路図・配線計画として展開

つまり、現場動く図面翻訳する工程が「書き出し」です。


2. 書き出し目的重要性

1)施工精度向上

寸法・さ・重心・干渉など明確記すことで、現場迷い・やり直し削減できます。

2)安全担保

物・仮設足場・階段・照明機材設置位置正確示すことで、転倒・接触・落下など事故リスク軽減ます。

3)各部門連携促進

音響・照明・美術・舞台・電源チーム同じ図面同じ空間共有することが、作業効率品質向上直結ます。


3. 書き出しチェックすべ具体項目

項目 書き出し図面 注意
舞台平面 セット配置図・導線 確保・手押し台車通路
照明設備 ライン図・ 支障干渉・配線経路明確
音響設備 スピーカー配置 客席エリア反響整合性
電源系統 電源系統図・コンセント一覧 電源容量・ブレーカー配置
安全設備 避難ルート図・防火記載 消防計画整合性

4. 書き出しミスによる現場リスク

  • 照明】誤り → 機材客席干渉・演出効果不発

  • 音響】配置ミス → 反響過多・ハウリング発生

  • 構造】舞台誤差 → 道具開演支障

  • 搬入導線】未確認 → 大道具通路ない・運搬不能

こうした問題は、「書き出し図面」発見できないまま施工進行し、本番直前重大支障発生する原因となります。


5. 書き出し現場共有方法工夫

  • A1サイズ作業清書図面各部門配布

  • カラー分けセクション領域明確化(例:音響=青、照明=橙)

  • Google Drive最新PDF図面共有管理

  • 番号」「照明回路番号」など統一ルール記載

現場の「書き出し図面」は、すく・りやすく・整合性あること優先です。


舞台設営は“図面翻訳力”つく

図面書き出しは、舞台設営品質・安全性・作業効率左右するプロ技術配慮集約作業です。原図しくも、それ現場具現でき舞台完成しません。

だからこそ、「見える図面」から「動ける図面」書き出しこそが、現場つなぎ、本番支える“主役”です。

 

 

 

私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!

そして、一緒に縁の下の力持ちになってくれる仲間を募集しています!

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