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月別アーカイブ: 2025年3月

flapjackのよもやま話~感動~

みなさんこんにちは!

株式会社Flapjackの更新担当の中西です!

 

さて今日は

flapjackのよもやま話~感動~

ということで、舞台設置や大道具、ステージ設計業の魅力や誇り、仕事のやりがい について深掘りしていきます♪

 

舞台の上で繰り広げられる演劇、ミュージカル、コンサート、ライブイベント――これらの感動的な瞬間は、舞台設置や大道具、ステージ設計に携わる人々の努力によって支えられています。
ステージが完成した瞬間の達成感、観客が感動する姿を見たときの喜び、そしてクリエイティブな挑戦の連続――舞台づくりの仕事には、他にはないやりがいと感動が詰まっています。


1. 舞台設置・大道具・ステージ設計とは?

(1) 舞台設置とは?

演劇、コンサート、イベントなどのステージを物理的に作る作業
舞台の基礎工事、足場の設営、照明・音響の配置などを担当
公演ごとに異なるセットを組み、演出に最適な環境を整える

例えば…
✔ 野外フェスでは、大型のステージを短期間で組み上げる
✔ 劇場では、可動式の舞台装置を設置し、演出に合わせて変化できるようにする


(2) 大道具とは?

舞台の背景、壁、家具、オブジェクトなど、舞台装置全般を指す
作品の世界観を具体的に表現し、演者を引き立てる役割を持つ
可動式のセットや特殊効果を活かし、演出を最大限にサポートする

例えば…
✔ 『レ・ミゼラブル』の舞台では、回転する巨大なセットを設置
✔ 『ライオンキング』では、大型の動くオブジェクト(動物や大地)を使用

大道具は単なる背景ではなく、「舞台に命を吹き込む」大切な要素 なのです。


(3) ステージ設計とは?

公演のコンセプトや演出意図をもとに、ステージのデザインを考える
安全性と機能性を考慮しながら、美しく魅力的な空間を作る
照明・映像・音響などの要素を組み込み、ダイナミックな演出を可能にする

例えば…
✔ 東京ドームでのライブでは、観客全体を魅了する巨大ステージを設計
✔ 宝塚歌劇団の公演では、エレガントで可動式の階段や背景をデザイン

ステージ設計は、演出家やアーティストのビジョンを形にし、観客の感動を最大化する仕事 です。


2. 舞台設置・大道具・ステージ設計のやりがいとは?

(1) 「ゼロから空間を作り上げる」クリエイティブな喜び

最初は何もない空間に、自分たちの手で舞台を作り上げる
完成したステージを見ると、自分たちの仕事が形になったことを実感できる
設計図から現実の舞台へと変わる過程が、まるで魔法のような感覚

🚧 現場のリアルな感動
「昨日までは何もなかった場所に、今日からは圧巻のステージが広がる」
このダイナミックな変化を間近で体験できるのが、舞台設置や大道具の醍醐味 です。


(2) 演者を支え、観客を魅了する喜び

役者やアーティストが最高のパフォーマンスを発揮できる舞台を作る
観客が感動し、拍手を送る瞬間に、自分の仕事の価値を実感できる
「このセットがあったから、最高の公演ができた」と言われる喜び

🎭 成功の瞬間、感じるやりがい
舞台が始まり、役者やアーティストが自分たちの作ったステージの上で輝いている――その瞬間こそが、この仕事を続ける理由になる のです。


(3) チームワークで創り上げる一体感

一つの舞台を作り上げるには、多くの職人・技術者・デザイナーが関わる
それぞれの役割が噛み合い、一つの作品として完成する喜び
「みんなで作った!」という達成感が、大きなやりがいにつながる

🤝 現場の仲間との絆
「一人では作れない。でも、みんなで力を合わせれば、最高の舞台ができる。」
このチームワークの大切さと、一体感を味わえるのが舞台設置の魅力 です。


(4) 毎回違う舞台に挑戦できる刺激的な環境

演劇、ミュージカル、コンサート、フェス…毎回異なるステージを作る
新しいアイデアや技術を試すことができ、常に進化し続ける
マンネリがない仕事だからこそ、いつも新鮮な気持ちで取り組める

🔥 「次はどんな舞台を作ろう?」
同じ仕事の繰り返しではなく、毎回違う舞台を作るからこそ、常に新たな挑戦ができる のが、この仕事の面白さです。


3. 未来のステージ設計と大道具の可能性

プロジェクションマッピングやLEDスクリーンを活用した舞台演出
AI・VRを取り入れたインタラクティブなステージデザイン
環境に配慮したリサイクル可能な舞台装置の開発

🎥 テクノロジー×舞台美術の融合
最新のテクノロジーを活用することで、よりダイナミックで観客を驚かせる舞台が実現可能になります。今後も、新しい技術と伝統的な舞台設計が融合し、さらなる進化を遂げるでしょう。


4. まとめ:「舞台を作ること」は、「感動を作ること」

舞台設置・大道具・ステージ設計は、観客の感動を支える仕事
ゼロから空間を創り出すクリエイティブな喜びがある
演者と観客をつなぎ、最高のパフォーマンスを引き出す役割を担う
チームワークと挑戦を通じて、一生忘れられない舞台を作ることができる

「自分たちが作った舞台で、誰かが感動する」――それが、この仕事の最大のやりがいです。
これからも、ステージ設計や大道具の仕事は、観客に「忘れられない瞬間」を届けるために、進化し続けるでしょう。

 

私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!

そして、一緒に縁の下の力持ちになってくれる仲間を募集しています!

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flapjackのよもやま話~変化~

みなさんこんにちは!

株式会社Flapjackの更新担当の中西です!

 

さて今日は

flapjackのよもやま話~変化~

ということで、変化し続ける舞台美術の特徴とその背景 に焦点を当て、過去から現在に至る進化の過程、最新の技術トレンド、そして今後の展望について深掘りしていきます♪

 

舞台美術は、単なる背景や装飾ではなく、舞台の世界観を創り出し、観客の感情を引き込み、演出を最大限に引き立てる重要な要素 です。時代とともに舞台芸術のスタイルや技術が進化し、それに伴い舞台美術も新たな表現方法や技術を取り入れながら発展 してきました。


1. 舞台美術とは? その役割と重要性

舞台美術とは、演劇、ミュージカル、コンサート、オペラ、ダンス公演などで使用される舞台装置や背景、衣装、小道具、照明、映像などを含む総合的な視覚芸術 です。

舞台の世界観を具現化し、観客を物語の中へ引き込む
役者やパフォーマーの演技を引き立て、視覚的な補完を行う
照明や映像と組み合わせ、ダイナミックな演出を可能にする

舞台美術は、単なる装飾ではなく、物語のテーマや感情を視覚的に伝える手段として、演出の一部として機能するアート なのです。


2. 舞台美術の歴史と進化の背景

(1) 古代・中世:固定されたセットとシンプルな装飾

古代ギリシャ演劇(紀元前5世紀頃)では、円形劇場と簡単な背景画が使用される
中世ヨーロッパの宗教劇では、移動式舞台やシンプルな木製のセットが主流

この時代の舞台美術は、基本的に固定された背景を持ち、大きな変化は少なかった。演技やストーリーが中心であり、装飾的な要素は限られていた。


(2) ルネサンス・バロック時代:遠近法と舞台装置の発展

イタリア・ルネサンス期(15世紀~16世紀)に、舞台美術に遠近法が導入される
バロック時代(17世紀)には、可動式の舞台装置や精巧な背景画が発展

特にイタリアの舞台芸術 では、遠近法を活かした背景画が発展し、奥行きのある舞台空間が生まれた。また、バロック時代には機械仕掛けの舞台装置(リフトや回転舞台など)が登場 し、視覚的なダイナミズムが加わった。


(3) 19世紀~20世紀:リアリズムの追求と技術革新

19世紀には、リアリズムの流れから「ナチュラルなセット」が重視される
20世紀には、抽象的な舞台美術(キュビズムやシュルレアリスムの影響)が登場

この時代には、劇場の技術革新が進み、電気照明の導入や、リアルな背景セットが作られるようになった。また、ドイツのバウハウス運動などが影響を与え、シンプルながら印象的なデザインが生まれた。


3. 現代の舞台美術の特徴とトレンド

(1) デジタル技術の導入 – プロジェクションマッピングとLEDスクリーン

プロジェクションマッピングを活用し、舞台の背景を自由に変化させる
大型LEDスクリーンによる映像演出で、ダイナミックなシーン転換が可能
3DホログラムやVRを活用した没入型舞台美術が登場

例えば、ミュージカル『ライオンキング』や『レ・ミゼラブル』では、背景をプロジェクションで映し出し、場面転換をスムーズに行う手法が用いられている。これにより、従来の物理的なセットよりも軽量化され、コスト削減にもつながる


(2) 照明とセットの融合 – 照明デザインが舞台美術の一部に

カラーチェンジ可能なLEDライトを組み込み、舞台装置自体を発光させる
ムービングライト(可動式照明)とセットを組み合わせ、ダイナミックな演出を実現

例えば、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』では、照明と映像を駆使した魔法のような舞台転換 が行われており、観客の想像力をかき立てる仕掛けが施されている。


(3) 環境配慮型の舞台美術 – サステナブルなデザイン

リサイクル可能な素材を使用した舞台セットの導入
廃棄物を減らすため、デジタル背景を活用
持続可能な木材やエコフレンドリーな塗料を使用

環境意識の高まりにより、一度限りの使用で廃棄されるセットではなく、再利用可能な舞台美術が求められるようになっている。たとえば、ブロードウェイではリサイクル素材を活用した舞台セットが増えている


4. 未来の舞台美術の展望

AIやAR(拡張現実)を活用したインタラクティブな舞台演出
モーションキャプチャー技術を取り入れた動的な舞台装置
5G技術によるリアルタイム映像演出の向上

例えば、今後はAIを活用して、観客の反応に応じて舞台の照明や映像が変化するようなインタラクティブな演出 が登場する可能性があります。また、遠隔地の観客にもリアルタイムで演出を届ける「バーチャル舞台美術」の発展も期待されています。


5. まとめ:舞台美術は常に進化し続けるアート

歴史とともに変化し、最新技術を取り入れながら進化する舞台美術
プロジェクションマッピングやLEDスクリーンで表現の幅が広がる
環境に配慮したサステナブルな舞台セットが主流になりつつある
AI・AR技術の導入で、未来の舞台美術はよりインタラクティブに

舞台美術は、これからも技術革新と芸術性の融合によって、新たな可能性を切り拓いていくでしょう。演劇やミュージカル、ライブステージが進化し続ける中で、舞台美術は今後も「観客を物語の世界に引き込む魔法のような力」を持ち続ける のです。

 

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会場の種類①

こんにちは!

一年目の西川です!

日々私たちは様々な環境で舞台の設営を行なっている訳ですが、会場によって環境が異なれば、舞台の形も異なっていきます。

今回はそんな会場の種類について解説していこうと思います!

日本全国、地域ごとに様々な会場があるのですが、会場の形は大きく分けてドーム・アリーナ・ホール・野外の4つに分類できます。

今回はドームの特徴について語りたいと思います!

ドームといえば、普段野球の試合が行われている場所ですが、時にはライブ会場として姿を変えます。

前提として、ドームは野球をするための施設なので360度に客席が広がっており、

地面には芝生が広がっています。

そのままの状態では芝生が痛んでしまい試合に支障が出てしまうため、設営が始まる前にドームの地面一面に厚手の養生シートが敷かれます。

文字通りドーム一個分の大きな面積に、一面にシートを敷くなんて大変ですよね・・・・

さて、芝生に養生をした後はステージを建てるわけですが、ステージに必要不可欠なのはアーティストを明るく照らすための照明です。

そこで照明を吊るすための天井のようなものを建てなければなりません

レッカー車と鳶さんたちの活躍によって、大きな柱を建て、そこにトラスという建築部材を使って、照明を吊るすための天井が作られます。

こうして大規模な準備の後、大道具である我々が舞台と吊り物に取り掛かるわけです。

ドームほどの規模となると、仕込みに数日かかることがほとんどです。

大掛かりで大変な現場ではありますが、ドーム中に響きわたるお客様の歓声を目の当たりにすれば、ものすごく達成感を感じます!!

ちょっと変わった仕事をやってみたいという方、ライブが好きだ!という方、ぜひFlapjackで働いてみませんか?

まずはお気軽にお問い合わせください!

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