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人はミスする前提で考える

イベント設営で意識しているフールプルーフの話

こんにちは、Flapjackの岩崎です。

イベント設営の現場では、
どれだけ気をつけていても、
正直ミスがゼロになることはありません。

自分も含めて、
「やってしまったな」と思う瞬間は、
誰にでもあると思います。

だからこそ最近よく思うのは、
“ミスをなくそうとするより、ミスしても事故にならないようにする方が大事”
ということです。

今日はその考え方の一つ、
フールプルーフについて書いてみます。

これもルールというより、
現場を安全にするための視点の一つです。


フールプルーフって何か

フールプルーフというのは、簡単に言うと

人はミスをする前提で、
そのミスが事故につながらないようにする考え方

です。

「ミスしない人を育てる」ではなく、
「ミスしても大丈夫な状態を作る」。

この発想が、現場ではかなり重要だと感じています。


現場で起きるミスは、だいたい同じ

現場で起きるミスって、
振り返るとだいたい似ています。

  • ボルトの締め忘れ
  • 確認したつもりで見落とす
  • 道具の置き場所を間違える
  • 声掛けが抜ける
  • 思い込みで作業を進める

これ、経験年数に関係なく起きます。

忙しいときほど起きるし、
慣れている人ほど起きることもある。

だから「気をつけよう」だけでは、
正直防ぎきれない部分があります。


気をつけるだけでは限界がある

もちろん、安全意識は大事です。
声掛けや確認も必要です。

でもそれだけに頼ると、
どうしても“人の状態”に左右されます。

  • 疲れている
  • 時間に追われている
  • 焦っている
  • 慣れて油断している

こういうときにミスは出ます。

だからこそ、
人に頼りすぎない仕組みを考える必要があると思っています。


Flapjackで意識していること

Flapjackでは、
特別なことをやっているわけではありません。

でも、なるべく

「誰がやっても同じ結果になる状態」

を意識しています。

たとえば、

  • 工具の置き場所を決める
  • よく使う資材はまとめておく
  • 積み込み順をある程度固定する
  • 最後にもう一人が確認する
  • 声掛けをルールではなく“習慣”にする

こうしておくと、
一人がミスしても、どこかで気づける。

それだけで、事故になる確率はかなり下がります。


ミスを責めるより、流れを見る

個人的に大事だと思っているのは、

「誰がミスしたか」よりも、
**「なぜそのミスが起きたか」**を見ることです。

  • 確認しにくい流れだったのか
  • 情報が足りていなかったのか
  • 作業の順番に無理があったのか

ここを見ないと、
同じミスはまた起きます。

逆にここを直せば、
次からは自然と減っていきます。


新しく現場に入る人へ

最初のうちは、
「ミスしたらどうしよう」と思うかもしれません。

でも現場は、
ミスをゼロにする場所ではなくて、
ミスを事故にしないようにする場所でもあります。

だから、

  • 気づいたことを言う
  • わからなかったら聞く
  • 一回止まる

これだけで十分です。

むしろ、それができる人のほうが、
現場では信頼されます。


まとめ

フールプルーフは、

「ミスするな」という話ではなくて、
**「ミスしても大丈夫な現場を作ろう」**という考え方です。

イベント設営は、
時間も条件も毎回違う仕事です。

だからこそ、
人の完璧さに頼るのではなく、
流れや仕組みで支えることが大事だと思っています。

Flapjackもこれからも、
一つひとつの現場で、
ミスを責めない流れを作っていきたいと思います。