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日別アーカイブ: 2025年4月14日

flapjackのよもやま話~つくりあげる~

みなさんこんにちは!

株式会社Flapjackの更新担当の中西です!

 

さて今日は

flapjackのよもやま話~つくりあげる~

ということで、イベント舞台設営業のやりがいと魅力を、現場で活躍する人々の視点から深く掘り下げてご紹介します♪

 

感動の裏側で“空間を創る”プロたちの物語ステージの幕が開き、照明が灯り、音が鳴り響く


その一瞬の感動の裏側には、舞台設営のプロフェッショナルたちの技術と情熱が詰まっています。

「イベント舞台設営業」は、音楽ライブや演劇、展示会、式典、スポーツイベントなどの舞台空間を設計・構築・撤収する仕事。表に出ることは少なくとも、舞台演出の基盤を支える不可欠な役割です。


イベント舞台設営業とは?“ゼロから場をつくる”職業

舞台設営業の仕事は、ただ構造物を組み立てるだけではありません。演出家やプロデューサー、照明・音響スタッフなど多くの関係者と協力しながら、観客の心を動かす空間そのものをつくり上げる役割を担います。

主な仕事内容

  • ステージ・足場・客席の仮設設営

  • 照明・音響・映像設備の基盤構築

  • テント・看板・展示パネルの設置

  • イベント終了後の撤収・搬出作業

  • 搬入搬出の安全管理・スケジュール調整

会場によっては、深夜・早朝の作業や、屋外での天候対策も必要です。体力と技術、そして柔軟な対応力が求められる現場です。


やりがい①形のないものを“形にする”達成感

イベントは、基本的に「非日常空間」です。数時間のステージのために、何日もかけて設営し、数時間で撤収します。

この中で、設営業のスタッフは「空っぽの会場」に足を踏み入れ、設計図をもとに何もない空間を“感動の舞台”へと変えていく作業に関わります。

  • 自分が組んだステージで観客が沸き立つ

  • 自分が設置した照明構造が演出の核になる

  • チームで苦労して立ち上げた空間が拍手に包まれる

こうした瞬間に感じる達成感は、“ものをつくる喜び”と“誰かの記憶をつくる誇り”が交差する特別な体験です。


やりがい②創造と技術の融合が求められる仕事

舞台設営の現場では、単なる力仕事だけでなく、創造性と技術のバランス感覚が求められます。

  • 会場の構造に合わせた寸法調整

  • 重量や風圧に耐えうる安全設計

  • 演出内容に合わせた配置変更や造作加工

また、特殊効果(ムービングライト、LED演出、吊り物など)に対応するためには、舞台装置や電源、構造荷重への理解も必要です。

「どうすれば一番安全に、かつ美しく、演出の意図を具現化できるか」
その問いに対して、“現場で答えを出すプロ”であることが、最大のやりがいでもあります。


やりがい③チームワークの中で生まれる信頼と連帯感

舞台設営業の現場は、一人では絶対に完結しない仕事です。短時間での設営・撤収には、数十人、時には100人以上のスタッフが動き、秒単位で工程が進みます。

  • 合図一つでパネルを持ち上げる

  • 誰かの失敗を誰かがカバーする

  • トラブル時には全員で再配置を考える

こうした現場の中で育まれる“暗黙の信頼”と“支え合いの文化”は、他の職場にはない絆を生み出します。

大きなイベントをやり遂げた後の打ち上げや、撤収後の一体感は、苦労をともにした仲間だからこそ分かち合える“戦友のような感覚”でもあります。


やりがい④毎現場が“新しい挑戦”

舞台設営には「定型」がありません。イベントの種類、会場の形状、演出の内容によって、毎回ゼロベースで考え直す必要があります。

  • 野外フェスでは天候と地盤の管理が命

  • 商業施設の仮設ステージでは限られた空間と時間で効率重視

  • 歴史的建造物でのイベントでは、設置位置や素材に最大限の配慮が求められる

“現場ごとに課題が変わる”ことこそが、この仕事の最大の魅力です。経験を重ねるほどに判断力と応用力が磨かれ、自分の成長を日々感じられます。


舞台設営業に向いている人とは?

この仕事の魅力を最大限に楽しめるのは、次のようなタイプの方です。

  • ものづくりが好きな人(DIYや設計に興味がある)

  • 体を動かす仕事が好きな人

  • 臨機応変に考えるのが得意な人

  • 仲間と協力して何かを成し遂げたい人

  • 裏方で誰かを支えるのが好きな人

「目立つのは嫌だけど、必要とされたい」
「感動を支える側に回りたい」
そんな思いを持つ人にとって、舞台設営は心からやりがいを感じられる仕事になります。


おわりに──“見えない仕事”が感動の土台をつくる

イベント舞台設営業は、観客の拍手もスポットライトも浴びることはありません。
しかし、その全てを支えているのは、舞台の下で汗を流す人々の存在です。

感動が生まれる“場”を、自らの手でつくりあげる。
それが、舞台設営という仕事の本質であり、最大の魅力なのです。

舞台の上のドラマは、裏方の努力によってはじめて成立する。
そんな“縁の下のプロフェッショナル”に、もっと光が当たる社会であってほしいと、私たちは願っています。

 

私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!

そして、一緒に縁の下の力持ちになってくれる仲間を募集しています!

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