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みなさんこんにちは!
株式会社Flapjackの更新担当の中西です!
さて今日は
flapjackのよもやま話
~未来の舞台美術と働き方改革️~
公演の規模が大きくなる現代、舞台設置・大道具の仕事は大きく進化しています。
かつては木工中心だった舞台美術も、今ではデジタルと融合し、よりダイナミックで安全なものへと変わっています。
ここでは、 現場が抱える課題・最新技術・働き方改革・次世代の大道具像 を徹底的に掘り下げます。
劇場の稼働率が上がり、
「朝仕込み → 昼ゲネ → 夜本番 → 深夜バラシ」
といったハードスケジュールも珍しくありません。
トラック到着から本番までの時間が短い現場では、
正確さ+スピードの両立 が課題になります。
LEDパネルや大型装置の導入で、
セット重量が増え、安全性がさらに重要に。
経験が必要な業界のため、新人育成が難しくなっています。
背景パネルがLEDになったことで、
映像による世界観演出
転換時間の短縮
表現の幅の拡大
が実現しました。
発泡スチロール・樹脂・アルミフレームなど、
軽くて強い素材 が増え、設置負担が大きく減少。
従来の手描き図面から、デジタル設計へ移行。
事故リスク・干渉チェックが事前にできるように。
吊り物の落下防止ワイヤー
クランプの進化
トラス強度向上
電動昇降装置の安全制御
現場の安全性が飛躍的に向上しています。
舞台業界では近年、「働き方改革」が本格化しています。
徹夜仕込みを減らし、早朝・深夜の負担をバランス化。
新人が技術を学びやすいように体系化が進む。
輸送
設置
運用
特殊効果
映像チーム
など、専門分野で分業化が進んでいます。
フォークリフト・高所作業・玉掛けなど必須資格も増え、
安全第一の意識が全体に浸透 しています。
3D設計・映像融合・デジタル演出の理解が不可欠。
舞台監督・照明・音響との連携が超重要。
想定外を“想定内”に変えるのがプロの大道具。
ひとつのミスが大事故につながるため、
安全に対する責任感は必須です。
表には出ないけれど、
大道具がいなければ舞台は一秒たりとも成立しません。
セットが動く
舞台が変わる
世界観が生まれる
演者が安全に立てる
観客が心を動かされる
そのすべてに大道具技術が生きています
作品が終わって舞台をバラす瞬間、
「またここに新しい世界をつくるんだ」
という達成感と次への情熱が湧く、そんな仕事です。
私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!
そして、一緒に縁の下の力持ちになってくれる仲間を募集しています!
お問い合わせはお気軽に♪
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みなさんこんにちは!
株式会社Flapjackの更新担当の中西です!
さて今日は
flapjackのよもやま話~“職人技”~
舞台の幕が上がった瞬間──
観客が息をのむような風景、物語の世界へ一気に入り込むような迫力。
しかし、その世界観を支えているのは 「灯り」や「音響」だけではなく、“大道具”という専門職人たちの圧倒的な技術力 です。
演劇、ミュージカル、コンサート、ダンス公演、企業イベント、展示会、撮影スタジオ…。
どんな舞台にも必ず、 プロの大道具による緻密な設計・製作・設置・転換作業 が存在します。
今回は、普段なかなか表には出ない 大道具の仕事の魅力・作業工程・安全管理・チームワークの奥深さ を、現場の空気感まで伝わるように深く書いていきます✨
大道具の仕事は「背景パネル」「階段」「家屋セット」「平台(ひらだい)」「書き割り」「可動セット」「大型装置」など、作品に合わせた構造物を製作し、安全に舞台上へ設置することです。
特に現代の舞台では、
大型LEDパネル
昇降装置
迫(せり)
回り舞台
トラス構造
ステージデッキ
特殊効果装置(降雪・風・煙など)
など、複雑な演出が増えており、 建築・電気・機械・木工・鉄骨工事 の知識までもが求められる高度な専門世界です。
まさに、 “建築の知識を持つ舞台の職人” と言える存在です✨
大道具の仕事は「設置当日だけ」ではありません。
制作段階から深く関わり、作品づくりの要となります。
演出家・舞台監督・照明・音響・映像担当と共に、作品の世界観を共有します。
ここで確認するのは…
舞台のコンセプト
シーン構成
動線や見せ方
演者の安全
観客からの見え方
舞台機構との兼ね合い(迫・トラス・バトンなど)
大道具は、演出家の“頭の中の世界”を 具現化する職人 なのです。
美術プランに基づき、実際に製作するための図面を引きます。
寸法・材料・重量・バランスなどを計算し、以下の要件を満たす必要があります。
強度
軽さ
安全性
搬入可能な大きさ
転換のしやすさ
運搬効率
“役者が乗っても大丈夫か?吊り物と干渉しないか?”
この計算が甘いと、重大事故につながるため極めて慎重です。
木工・鉄工・造形・塗装など、専門分野に分かれて製作が進みます。
ベニヤパネル作成
枠組み(木材・角パイプ)
階段・平台の制作
塗装(エイジング、レンガ風、石壁風)
可動部分の仕込み
安全金具の取り付け
舞台美術は“本物に見える偽物”をつくる世界。
例えばレンガ壁も実は軽い発泡素材だったり、石の柱もベニヤで作られていたりします。
「軽くて強くて美しい」
これこそ大道具が追い求める設計です。
劇場に着いてからが本番!
トラックから搬入
舞台図面に合わせてセット配置
ボルト締め
バトンで吊り込み
トラス組み
階段固定
演者の動線確認
劇場は限られた時間しか使えないことが多く、スピードと正確さの両方が求められます。
“演者が走る”
“座る位置を変えたい”
“開閉の速度を調整したい”
などの変更が出るたびに、舞台監督と相談しながら調整します。
大道具の仕事は、「工場で完成したら終わり」ではなく、
実際の演技と合わせて最適形へ仕上げるまでが仕事 です。
本番中は表に出なくても、裏で大忙し!
セット転換
置き道具の出し入れ
ピンスポ引き(担当による)
トラブル対応(破損・ガタつき・外れなど)
場面転換は、舞台を“途切れなく”見せるための重要な技術。
観客に気づかれない素早さと静けさが求められます。
公演終了後は、全てを解体し、運搬・保管場所へ。
ボルト外し
解体
梱包
トラック積み込み
工場または倉庫へ返却
舞台は“作って終わりではなく、終わったら無くす”世界。
儚いからこそ、美しいのかもしれません✨
平台・階段・パネルのベースとなる技術。
大型セットや補強の骨組みに必要。
質感をリアルに再現する高度な表現力が求められます。
迫(せり)、回り舞台、バトン、昇降装置の理解。
演者の動き・転換スピードを考えた計算が必須。
大道具の魅力はなんといっても、 “世界に一つだけの舞台をつくる” という圧倒的な達成感。
自分の作った階段を俳優が駆け上がる
セットが観客から拍手される
舞台の世界観が完成する
子どもたちの笑顔が目の前に広がる
表舞台に立つことはなくても、舞台の成功を支える誇りを感じられる仕事です✨
私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!
そして、一緒に縁の下の力持ちになってくれる仲間を募集しています!
お問い合わせはお気軽に♪
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こんにちは、株式会社Flapjackの溶接チーム アルサランです。
今回は、flapjackの溶接現場がどんなことを大事にしているか、少しだけご紹介します。
溶接と一口に言っても、材料や厚み、用途によって必要な技術や条件は大きく異なります。鉄、ステンレス、アルミなど、金属の性質を理解したうえで最適な方法を選ぶのが職人の腕の見せどころです。たとえば、熱の入り方一つで歪みが出たり、強度が変わったりするため、温度管理やトーチの角度、溶接速度を細かく調整しています。
Flapjackでは、主に半自動溶接方法を取り入れています。鉄や薄板加工では、見た目の美しさと強度を両立するための繊細な作業が求められます。新人スタッフには、まず「溶接ビードをきれいに走らせる感覚」を身につけてもらうところから始め、丁寧に指導していきます。
現場では「どうしたらもっと良くできるか?」という会話を心掛け、技術を磨く姿勢を大切にしています。
また、私たちが意識しているのは“安全と環境”です。溶接は火花や高温が伴う作業なので、安全装備や換気対策は欠かせません。小さな改善を積み重ねることで、働きやすい職場と高品質な製品づくりの両立を目指しています。
溶接の世界に「これで完成」という終わりはありません。材料や設計が変われば、それに合わせて溶接条件や加工方法も柔軟に見直します。
Flapjackは、現場の知恵と経験を活かしながら一つ一つの製品に誇りを持って向き合っています。
これからも、ものづくりの現場から、Flapjackらしい技術と人の温かさを発信していきます。
次回は、実際に使っている溶接機や作業工程についても紹介予定です。どうぞお楽しみに!

こんにちは、Flapjackの岩崎です。
イベント設営の現場では、毎日たくさんの人と資材が動きます。
ステージを組み、照明や音響を支え、空間を整える──そのすべての作業の基盤にあるのが「安全」です。
今回は、Flapjackの決まりごとというよりも、
安全を考えるうえで知っておくと役立つ一つの考え方として、
「ハインリッヒの法則」を紹介します。
「1つの重大事故の裏には、29件の軽い事故と、300件のヒヤリ・ハットがある」
──これは、アメリカの安全研究者ハインリッヒが提唱した法則です。
つまり、大きな事故は突然起きるのではなく、
その前に“小さな危険のサイン”がいくつもあるということ。
この考え方は、工場や建設現場だけでなく、
私たちのようなイベント設営の現場にも深く通じています。
朝の倉庫に、金属の小さな音が響く。
スタッフが積み込みを進める中、ほんの少しの油断が“ヒヤリ”を生むことがあります。
ケーブルをまたいでつまずきかけた
工具を持ったまま移動してヒヤッとした
トラスの下を通るときに少しかがみ忘れた
台車を押すとき、周囲を見落とした
その瞬間は大したことがなくても、
こうした“ヒヤリ”を放っておくと、いつか本当の事故につながるかもしれません。
ハインリッヒの法則は、そうした小さな危険を気づき合い・共有することの大切さを教えてくれます。
Flapjackでは、ハインリッヒの法則を「ルール」として掲げているわけではありません。
でも、安全を考えるきっかけの一つとして、日々の作業の中に意識を取り入れています。
私たちが現場で徹底しているのは、次の基本行動です。
現場でヘルメットをかぶる音が、作業開始の合図。
落下物や転倒時の衝撃から身を守る最も重要な装備です。
「少しだけだから」という油断をなくすことを心がけています。
イベント設営では重い資材を扱うことが多く、足元の安全は命綱です。
倉庫でも現場でも、安全靴の着用を徹底しています。
「後ろ通ります」「ストップ」「確認OKです」──
声を掛け合うことで、互いの存在に気づきやすくなり、危険を未然に防げます。
使用前にトラスやボルト、工具の状態を確認。
緩みや破損を見つけたら、必ず交換・修理しています。
荷物を積み終えたら、ベルトの締め具合や荷重バランスを再確認。
「誰かの目で二重チェック」をFlapjackの習慣としています。
ハインリッヒの法則を知っていると、
「今の“ヒヤリ”は放っておかないほうがいいな」と感じるようになります。
それだけで、行動や意識は変わります。
Flapjackでは、ヒヤリとした出来事をその場で共有し、
「次はこうしよう」で終われるチームづくりを大切にしています。
“気づき合う”ことが、結果的に事故ゼロの現場をつくる一番の近道です。
Flapjackでは、ハインリッヒの法則を絶対のルールとしてではなく、
安全を考えるための一つの視点として意識しています。
日々の声掛け、点検、確認、整頓。
その一つひとつが、現場の安全を守り、チームの信頼を築く基盤になります。
こんにちは、Flapjackの岩崎です。
イベントの現場には、たくさんの“裏方の力”があります。
ステージを組み、照明や音響を支え、空間を整える。
私たちの仕事は、お客様や観客の「楽しかった!」の一言を支える仕事です。
株式会社Flapjackは、そんなイベント設営・舞台造作のプロチームとして、
コンサート、フェス、展示会、企業イベントなど、さまざまな現場で活動しています。
このブログでは、同業の方にも、これからイベントの世界に関わる方にも、
「現場のリアル」「仕事の流れ」「安全へのこだわり」をわかりやすくお伝えしていきます。
“イベントを作る人たち”がもっと誇れるような情報発信を目指しています。
私たちは、音楽ライブ、フェス、企業イベント、展示会など、
多種多様なイベント空間の設営・美術施工を行っています。
ステージ設営・本番・撤去
舞台美術・装飾制作(木工、鉄骨溶接)
照明・音響機材の設置補助
会場レイアウト企画・施工
各種イベントの現場管理・人員手配
◎安全第一・確実なオペレーション
限られた時間と条件の中でも、事故ゼロを最優先に動きます。
◎経験豊富な現場スタッフ
大型フェスから、企業式典、一日イベントまで幅広く対応可能です。
◎クリエイティブな造作力
ただ組むだけでなく、**「魅せるステージ」「世界観を作る空間」**を実現します。
音楽フェス(ステージ設営・装飾)
商業施設イベント(ステージ・ディスプレイ施工)
企業展示会ブース施工
屋外ステージイベント など
そんなFlapjackの現場を支えているのが、千葉の市川塩浜倉庫です。
ステージ部材、鉄骨、木材、工具類など、日々たくさんの資材が出入りしています。
現場での一日は、この倉庫から始まります。
資材の整頓や点検、積み込みの段取りを丁寧に行うことで、
当日の設営もスムーズかつ安全に進めることができます。
私たちは「どの現場でも同じクオリティで動ける」ことを目標に、
倉庫の整理整頓・作業ルール・積み込みリストなどを日々見直しています。
倉庫はただの保管場所ではなく、Flapjackのチームワークを生む拠点。
ここから始まる一つひとつの作業が、ステージの完成、そしてお客様の笑顔につながっています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
このブログでは、イベントの価値と、ものづくりの魅力を伝えていきます。
現場のリアルや仕事の流れ、Flapjackの裏側など、これから少しずつ紹介していきます。
イベントのご相談やお見積りはお気軽に。
今後とも、株式会社Flapjackをよろしくお願いいたします。

Flap jack野本です!
今回はイベント施工についてと普段の現場での服装•身につけてる物についてご紹介します!!
イベント施工とは
コンサート会場(ライブハウス•市民会館•〇〇アリーナ•〇〇ドームetc.)でステージを組み立て、アーティストのライブのコンセプトによって飾りのパネル•造形物等を仕込んだりと様々な施工を行なってます。
詳しくは過去のブログに書いてありますのでそちらを読んで見てください!
イベント施工は現場での作業になるので自分の身を守るため服装で行います。
まずは頭を守るためのヘルメットです。

弊社のヘルメットは紺色をベースとして黄色で会社のロゴ・デザインが施しています。
靴は安全靴を履き作業を行なっております。最近では様々メーカーさんがありますが、私はアシックスを使用することが多いです。
次回のブログでは腰道具の紹介します!!
イベントに関わるステージ、デザイン、制作物等でお困りことがありましたら弊社にて気軽にご相談ください。
#Flapjack#Fj#大道具 #ライブ業界 #イベント #コンサート #千葉県 #千葉 #東京都 #東京
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お久しぶりです!
Flapjackの野本です。
株式会社Flapjackは10月2日を持ちまして創設3年目を迎えることができました!!
現在の弊社について簡単ではありますが紹介いたします。
・従業員数7名
・主な事業はイベント施工事業、イベント制作物制作事業
・関東圏を拠点に活動
今後事業内容や活動風景等、ブログを通して発信していきますので多く方に知っていただけたら幸いです。
またイベントに関わるステージ、デザイン、制作物等でお困りことがありましたら弊社にて気軽にご相談ください。
#Flapjack#Fj#大道具 #ライブ業界 #イベント #コンサート #千葉県 #千葉 #東京都 #東京
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みなさんこんにちは!
株式会社Flapjackの更新担当の中西です!
さて今日は
flapjackのよもやま話~大道具の“造作学”~
作る・動かす・運ぶ——大道具の現場は、一分一秒を削る段取りと一ミリを詰める工作の往復運動。今回は、造作(木工/金工/樹脂)・塗装エイジング・可搬化/軽量化・仕掛け機構・転換オペ・ツアーロジを体系的にまとめます。現場のトラブル未然防止と再現性に効く“型”をお届けします。
木工
合板:ラワンはタフ、シナは塗り映え◎。曲げベニヤで曲面。
集成材/ツーバイ:柱・框の“芯”に。ネジ効き・反りを計算。
金工
アルミ角パイプ:軽量+耐食、溶接/ボルト併用で分割化。
スチール:強度は正義。粉体塗装で耐久、重量は移動補助必須。
樹脂/複合
発泡ボード/スタイロ:彫刻・石積み表現、被覆で耐久。
FRP:曲面/耐水に◎、型代の回収計算を。
素材は“舞台床”“移動距離”“保管”まで含めたライフサイクルで決めます。
ノックダウン:鬼目ナット+ボルト、位置決めピンで素早く再現。
トグルラッチ:ワンタッチで固定、ガタ音対策にゴムシート。
蝶番/ピアノヒンジ:開閉頻度とビス間隔を設計。
マグネット/ベルクロ:小物の固定に、暗転時の迷いを減らす。
分割位置は荷姿の規格化(パレット/カゴ台車)を最優先。**“運べない造作は舞台ではない”**が鉄則。
下地:シーラー→サフェーサで吸い込みを均一化。
質感:スパッタリング/ドライブラシ/ウエス拭き/ウォッシュ/スポンジ叩き。
金属感:黒→焦げ茶→赤錆→黄錆→ハイライト銀。
石壁:ベース灰→青/茶の斑→目地の“汚れ溜まり”。
布や革:艶/皺/角の擦れを足すだけで“使い古し”が立ち上がる。
3m離れて自然なら合格。寄りは粗く、引きは整える。
キャスター:径は床段差×4が目安。静音ゴムで転換音を削る。
ハンドホール:手袋+暗転で掴める角度/奥行。
重量分散:平台は梁方向を意識、支点を増やす。
持ち替えゼロ設計:たたむ→立つ→固定が3手で完了する動線。
軽量化は安全とスピードの両得。腰は資産です。
スライド:V溝+ベアリング、埃対策の刷毛シール。
リフト:さじ加減が命、人が乗る設計は禁止が原則。
回転:ターンテーブルは**ケンドン(抜差しピン)**でロック。
カーテン/ドロップ:バトン荷重と降下速度、巻取りのキャンセル手段を用意。
“止める仕組み”が最優先、動くより止まるほうが難しい。
ポジション表:A袖/B袖/上手下手、人・物・時間を1枚に。
Qシート:**「暗転→転換GO→合図→完了」**のコールで全員同じ呼吸。
リハ:**明かり有りで“通し”→暗転で“倍速”**の順番が効く。
静音:ゴム当て/フェルト/ラップで“音の設計”。
転換は“料理の盛り付け”。最後の5秒が味を決めます️。
梱包:シーン順に色ラベル、タッチアップ箱は1便目へ。
工具:共通ソケット/六角/スパナは“舞台規格”に統一。
予備:ベルト/ビス/キャスター/塗料を消耗曲線で持参。
保管:湿気/温度変化/紫外線。吸湿剤と通風で“反り”防止。
**“どの会館でも同じ品質”**がツアーの信頼です。
落下:袖の段差とピットに蓄光/柵。
挟圧:走り物のピンチポイント赤表示、手入れ禁止コール。
転倒:ケーブル養生、靴底規格(滑り抵抗)をチームで統一。
**“声掛け文化”が最強の安全装置。「いきます」→「どうぞ」**の掛け合いを徹底️。
破損:見つけたら触らず写真→舞監報告→応急。
不動:手動代替に切替、次シーンへ短絡できるかを即判断。
遅延:照明オペのアドリブと連携、BGM延長/暗転延長のプリセット。
“報告→判断→再開”の3手で差がつきます。
舞監回り:朝・昼・終演の3回はQ変更/危険/破損を共有。
部門横断:音響のマイキングと大道具の稼働衝突、照明の吊り角と大道具の高さを前日にすり合わせ。
新人育成:先輩は手を出しすぎない、言葉で段取りを渡す。
現場は“関係の質”で速くなります。
コア集中:客席から見える上手3割に質を集める。
借りる/買う/作るの三択表を冒頭で作成。
費用対効果:1シーン20秒の仕掛けに製作2日は見合うか?
**“引き算の美学”**で、舞台は締まります。
データ化:造作寸法・重量・重心・破損履歴をQRで各パーツに。
モジュール:600/900/1200基準のユニットとジョイントで再構成自在。
軽量:ハニカム/アルミ/紙管の使いどころ。
教育:VRで暗転導線を体験、事前KYTをリモートで。
“軽く・早く・安全に・繰り返せる”が、次の当たり前です。
一撃の転換、静かな暗転、匂い立つエイジング。大道具は、客席の時間感覚を彫刻します。
壊れない設計、迷わない段取り、止められる機構、運べる荷姿。この4点を押さえれば、どんな現場でも戦えます。
「よい舞台は、よい段取りから」。次の仕込みで、さっそく一手試してみてください。
私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!
そして、一緒に縁の下の力持ちになってくれる仲間を募集しています!
お問い合わせはお気軽に♪
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みなさんこんにちは!
株式会社Flapjackの更新担当の中西です!
さて今日は
flapjackのよもやま話~舞台設営の“見えない工学”~
客席が暗転し、オペラカーテンが上がる瞬間、観客の眼前に現れる世界は、数週間から数か月にわたる準備と数百人の連携の結晶です。舞台設営・大道具業は、創作と工学、安全とスピード、芸術とロジスティクスを同時に回す“総合格闘技”🎯。本稿では、図面読み解きから搬入・仕込み・場当たり・リハ・本番・バラシまで、現場のリアリティをタイムラインで追いながら、プロが大切にしている勘所を共有します。
まず受け取るのは平面図(PL)・断面図(SE)・バトン配置図・仕込み図(照明/音響/吊物)・舞監メモ。大道具は、図面の“空白”を読むのが仕事です。
寸法取り:実寸→可搬寸に割り、エレベーター/荷物用搬入口/奈落昇降を通るか逆算。
材と構法:舞台床の荷重制限、バトン耐荷重、トラススパン、キャスター径。
転換パス:袖幕の幅、花道・スロップ、暗転導線、**ローロー(低姿勢移動)**の可否。
安全要件:人力吊りNG、墜落/落下防止、非常口の露出、火気・ドライアイス・CO₂の扱いなど。
図面を読みきれば、半分は勝ったも同然。ここで仕込み順序(デプロイ順)と出荷パレットが決まります📦。
車両計画は芸術です。台数・到着間隔・駐車導線・逆走不可・近隣騒音・雨天養生。
積み込み:シーン順にスタッキング、天地無用・重心マーク・ハンドル向きでバラシ時短も見越す。
機材共存:照明架・音響ラック・衣裳コンテナが同居するため、優先レーンを設定。
ラストワンメートル:スロープ角度、段差解消、ターンテーブル、電源位置。
ここで10分の遅延=場当たり30分圧縮の法則⌛。余白は命です。
トラス/バトン→地絵(地べたで組む)→立ち上げがセオリー。
固定:インパクトは「カチカチ締め」禁止、トルク管理+スプリングワッシャ。
水平/直角:レーザー/水準器で“見ため直角”と“実測直角”のズレを排除📏。
走り物:平台+キャスターは踏面/段差/床傷対策、段ズレ防止のダボピン。
吊物:ワイヤ・シャックル・スイベル、荷重分散と二重留め。
音と照明:ピンスポ位置・カットライン・クリアカンパニー(舞監通話)のテストを同時並行。
“速い”より“同じ手順で毎回同じ品質”が強い💪。
舞台は“距離”で見るもの。
ベース→影→ハイライトの3層で立体感、艶消しで照明の反射を制御。
擬材:木目/石/金属/錆/煤。稜線の抜きと汚れの溜まりがリアルを決める。
耐久:転換で擦れる箇所へウレタンクリア、タッチアップ用カラーをツアー箱に常備。
写真で寄っても粗いくらいが、客席では“ちょうど良い”📸➡️👀。
回り盆・スライディングドア・昇降床・トラップ…“動き”は魅力ですがリスクも増大。
FMEA(故障モード影響解析)で、最悪の止まり方を先に決める。
手動介入:電動に人力代替、非常停止は袖から1秒操作。
挟圧/落下:クリアランス20mmを確保、ピンチポイント赤マーキング。
毎回点検:始業前チェックリストと鍵管理。
“安全第一”は合言葉ではなく“仕組み”です🧰。
コール:舞監の**「照明Q23スタンバイ…GO!」**に大道具も内心で合わせる。
暗転動線:ヘッドライト/ヘッドセット/蓄光テープ、膝の高さにも蓄光を忘れず。
騒音管理:転換の音量はSPLで客席テスト、ゴムライナーで静音化。
見切り:観客席の端列/2階席から見える“裏”を消す。
場当たりで詰められるかは、搬入時の余白次第。余白づくりも腕です。
耳:キャスターの異音、ワイヤの擦れ音。
鼻:焦げ・油・塗料の匂い。
目:ガタつき/傾き/反り。
異常は“突然”ではなく“軽い違和感”から始まる。気づいたら舞監へ即報告📢。沈黙はリスク。
順番:危険物→吊物→高所→重量物→小物。
梱包:次の仕込み順に積む、緩衝材の再利用、ラベル統一。
記録:破損写真と原因メモ。
「次も同じ時間で組めるか?」に応えるのがプロ。バラシは次回の段取りです。
軽量化:合板の等級見直し、アルミ押出+ハニカム、モジュール化で汎用化。
再使用:万能平台・共通柱・規格ジョイント。“再度使える”図面にする。
廃材:塗膜/金物/木材の分別、地域工房との再活用。
環境配慮は**積載効率↑/人の負担↓/コスト↓**の三得です💡。
SOP(標準手順)を写真と動画で作る。
ミスログを共有、叱責ではなく学習へ。
ローテーション:仕込み/リガー/ペイント/小道具/バラシ、一巡させて“全体像”で考える人を増やす。
“手が速い”は才能、“手順を育てる”は文化です。
舞台設営・大道具業は、創造力×工学×安全×ロジの交差点。**図面を読み、段取りを描き、秒で動かす。そのすべてが、暗転後の2時間を輝かせます。
次回は、「造作・エイジング・機構・ツアー運用」**に絞り、さらに深く掘り下げます。🧳🔩🎨
私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!
そして、一緒に縁の下の力持ちになってくれる仲間を募集しています!
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さて今日は
flapjackのよもやま話~縁の下の力持ち~
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