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舞台の敷物②

舞台の敷物②

こんにちは!

Flapjackの西川です!

前回に引き続き、今回もコンサート業界で舞台上に使う敷物について紹介いたします!

今回紹介するのは『リノリウム』です!

前回紹介したパンチカーペットとは違い、重くて厚みがあり滑りにくいため、ダンスやバレエ等の激しい動きや水に強いといった特徴があります。

かなり丈夫な反面、しっかり貼らないとシワが伸ばせないため、パンチカーペットより少し技術が求められます。

また、18mほど巻くと約50キロあるため、2人1組で持つ必要があります。

こちらもYouTubeで敷いている様子を上げている方がいるので、ぜひ見てください!

舞台の敷物①

こんにちは!

Flapjackの西川です!

今回はコンサート業界において舞台上で使用する敷物「パンチカーペット」について紹介いたします!

フェルトのような不織布素材で、床の保護をしたり足音を消したりします。

色もさまざまで、基本的には目立たないように黒色のもの使い、舞台の世界観に合わせた色を使ったりもします。

また、ツアーで数ヶ所の会場を回る際はガムテープ等のバミリ(物の置く位置や演者の立ち位置などの印)を剥がさずにそのまま持っていくことで、位置関係をそのまま再現することができます!

綺麗に貼る必要がある上に、貼らないと現場が進まないためスピードも重要であり、それなりの技術が要求されます。

Youtubeで貼っている様子を上げている方がいるので、是非見てみてください!

大道具が一番楽しい!(榮田)

おはよう、こんにちは、こんばんは、お疲れさまです

株式会社Flapjack(フラップジャック)施工課の榮田(サカエダ)です

今回は、この業界の中で大道具が一番楽しい理由を簡単にお話ししたいと思います。

あくまでも僕の主観ですので、他セクション(コンサートに携わる他の業種をこう呼びます)が面白くない仕事では決してありません

むしろ、本番中のやり甲斐なら他セクションの方があると思っています。

 

では、なぜ大道具が一番楽しいかと言うと

設営から撤去にかけて、他を圧倒するやる事の多さです

照明さんなら、機材吊ったり置いたりしてステージを照らす

音響さんなら、機材吊ったり置いたりして音を響かせる

本職さんが読んだらそんなもんじゃない、もっといっぱい細かい事あると言われちゃうかもしれませんが

ざっくり業種名聞いたらなんとなくでも、どんな仕事をしているのか分かると思います

それに引き換え、大道具は大工さんみたいなモノと思われがちですが、

ことコンサートの大道具は・・・

 

ドームでの作業で簡単に説明しますと

センターやステージの位置などの墨を出します

芝生など既存を床を傷つけないよう、ステージの下になる所や溜め場になる所全体にコンパネをひきます

天井にモーターを吊れなので、吊れる様に大きな柱と梁を組みます

モーターでトラスと言う吊り部材を吊って、それに照明、スピーカー、LEDなどを吊ってあげたり、飾りや幕なども吊ります

吊り作業が落ち着いたら、ステージになる台を組み、その床にカーペットなど敷物を敷き、ステージ上にも台を組んだりパネル等の飾りを仕込んだりします

後、フロートやトロッコを飾ったりディレイタワーと言う物も客席側に建ててます

本番中は、幕を落としたり、モーターを動かして場面を変えたり、ポップアップと言う機構で台下から演者を登場させたり、タイヤの付いた台をごろごろしてセットチェンジしたり、トロッコを客席の方まで押して行ったり

他にもこっそりステージの床をめくって階段かけてたりと色々な事をしています。

そして撤去はその全てをバラすと・・・

 

色々な事をするのがまず楽しい。

大道具の作業で会場の景色がどんどん変わって行くのは見ていても楽しいと思います。

 

上に書いた様にやる事いっぱいなので、正直大変ですが

ただ、どんな会場でも必ず毎回上記の事を全てする訳でもありません

その中の一つしかやらないって時もあったりします

その落差も楽しいのです

大変な方が出来上がった時の達成感がありますが、余裕を持って着実に仕上げて行ける様な現場にもやり甲斐はあります

 

だいぶざっくりですが、僕がこの仕事を楽しんでいると言うことが伝われば幸いです

 

次回からは本番中にどんな事をしているのか、一つ一つ解説して行こうかと思いますので、楽しみにして頂けると嬉しいです

 

コンサート業界の人々は・・・(榮田)

初めまして

株式会社Flapjack(フラップジャック)施工課の榮田(サカエダ)です

これから僕もブログを投稿していこうと思っています

僕だけではなく、社員全員で自由に投稿して行きますので

内容が被ってしまう事もあるやもしれませんが、ご容赦のほど

何卒お願い申し上げます

 

さて、弊社の真面目な社員たちが部材など一つ一つを詳しく紹介してくれているので

僕は知識欲を駆り立てられない様なお話をして行こうかと思っています

 

そこで表題の続きですが

コンサート業界の人々は『若々しい人が多い』です

実年齢聞いてびっくりする人がホントに多い!15歳は低く見えるなんて人も居ます。

「ポケモン、ルビサファ世代?」って聞いて「赤緑世代」と答えられたら

一回敬語になってしまいますよね 笑

因みに僕はポケモン誕生前世代です

 

みんなが、なぜ若々しいのかと言うと

ひとえに、仕事が『楽しい』からでしょう!

準備、設営、リハーサル、本番、撤去と目まぐるしいですがメリハリがあり

それぞれにそれぞれなりの達成感がある上に、コンサートを見て楽しんでる人々を目の当たりに出来る

それに携わっていて

楽しくないわけがない!!

たまに裏で歌ったり踊ったりしてます 笑

そんな事が出来たり、服装や言葉使いに対して、そこまで厳しくない所も僕は好きな所です

 

このブログを読んで下さって興味が湧きましたらこの業界で働いてみませんか?

照明さん、音響さん、映像さん、特攻さん、監督さんなどなど、携われる職業はいっぱいあります!

ただ、僕が思うには大道具が一番楽しいです。

その理由は・・・

 

そろそろ長文に差し掛かって来ましたので、そこについてはまた次の機会にと言うことで。。

 

イントレ

FJ加藤です。

 

舞台を作る資材の1つに、イントレというものがあります。

いわゆる足場材ですね。

イベント業界では、イントレという呼び方が一般的です。

 

この名称は、この足場を使ったセットで撮影を行った映画『イントレランス』にちなんでいるんだとか…。

足場は工事現場でも使われますが、舞台で使われる足場も何種類かあり、そのうちの1つがイントレになります。

イントレも色々な使われ方があります。

 

何段にも組んで、映像を映し出すプロジェクターを乗せたり、スクリーンをつけたり、

トラスと組み合わせてスピーカーを吊ったり、

演者さんにピンスポットを当てるのに、照明さんが本番中に登って照明を操作したり。

はたまた、舞台セットの土台の1部になることもあります。

写真は、そんなイントレを黒くしようと塗装するところです。

舞台業界の資材は黒色が基本なので、日々の作業の合間をみて自分たちで自社資材のメンテナンスや塗装をしたりもしています。

 

野外で雨風にうたれ、真夏の炎天下でも使われ….

過酷な環境下で使われる資材なので、

傷がつきやすい資材ですが、大事にメンテナンスするのも大事ですね〜。

そして、塗装もキレイにするにはなかなか奥が深いです(^_^;)

塗装作業はまだまだ終わらない….。

 

CMモーター

FJ加藤です。

みなさんがコンサートを見に行った時、照明やスピーカー・その他飾り物が吊られていて、本番中にセットが動いたりしているのを見た事があると思います。

一般的に軽量かつ強度のあるアルミトラスを使用して吊りものを仕込んでいくのですが、トラスとは、トラス構造の形を鉄骨のことを指します。目立たせたくない場合は黒色、照明などで映えるような演出に使う場合は銀が使われます。

その機材を取り付けるためのトラスを吊るためのものが、一般的にモーターとよばれます。

現在では色々なメーカーからモーターが出ていますが、イベント業界ではCM社(Columbus McKinnon 社)のモーターが圧倒的シェアをもっています。

一言でモーターと言っても、三相モーターのことで、ギアにフックのついたチェーンが絡んでいて、それを会場の天井から吊るし、電気的にスイッチで動かして吊りものをアップダウンして施工します。

イベント業界では、主に0.25t〜2tのモーターが使用されます。

また施工する上で、設計上問題ないのかも計算され使用するモーターを選定します。

吊るものが重たくなればなるほど、モーターも許容荷重の大きいものを使用しなければなりません。

そして最終的に天井にかかる総重量など、会場のレギュレーションにはまっているかどうかも確認しなくてはなりません。

施工上でも一歩間違えれば大事故につながる作業の1つでもあるので、1つ1つ確認し安全第一で作業しなければなりません。

 

みなさんが、かっこいい〜!と思ったあの演出でも、

実はこのモーターが活躍しているかもしれませんね〜。

ぜひ動いてるところが見れたら、見てみてください。

【現場レポート】製品ができるまで 〜精度を生む“作り方”の工夫〜 ーFlapjack溶接工場より

こんにちは、株式会社Flapjackの溶接チーム アルサランです。

今回は前回の予告でお話ししました実際に使っている溶接機と作業工程についてのご紹介になります!

【設備紹介】Panasonic 半自動溶接機 YD-160SL7

こちらは、flapjackの現場で活躍しているPanasonic製の半自動溶接機「YD-160SL7」です。

スチールやステンレスなど、幅広い材質に対応できるコンパクトなモデルで、精度の高い溶接を支えてくれています。

半自動溶接(MAG/CO₂溶接)は、ワイヤが自動で送り出されるため、溶接速度が速く、安定したビード(溶接の筋)を形成できるのが特徴。

特に薄板の溶接では、熱のコントロールが難しいのですが、このYD-160SL7は電流やワイヤ速度の調整が細かく設定できるため、焼けや歪みを最小限に抑えることができます。

現場では、部材の厚みや形状に合わせて、溶接電流を調整しながら使用しています。

この溶接機はサイズも扱いやすく、細かい部品の製作や現場での修正作業にも最適。

 

Flapjackの製品は、図面どおりの精度と仕上がりを実現するために、ひとつひとつの工程を丁寧に進めています。

実際の製作工程の流れと、現場で大切にしているポイントをご紹介します。


■ まずは「分割」と「優先順位」を考える

作業を始める前に、どのように分割して進めるか、どの工程を優先するかをしっかり検討します。

とくにR(曲面)形状の部品は加工や位置出しが難しいため、あらかじめ段取りを決めておくことが重要です。

鋼材の中に部材を差し込む場合は、鋼材の厚みやクリアランス(すき間)も計算。

一般的には0.5〜1.0mm程度のクリアランスを取ることで、溶接時の歪みを抑え、仕上がりを美しく保ちます。

■ 現場での主な作業の流れ

図面確認と切り出し

 まず図面を見ながら、必要な部材を正確に切り出します。ここでの精度が後の工程にも大きく影響します。

ゲージの作成(基準づくり)

 基準となるゲージを製作し、角度や向きを確認。組立時の基準となる大切な道具です。

点付け溶接(仮止め)

 仮付けで形を整え、水平・ねじれを確認します。ここでズレを直しておくと、後の修正が少なく済みます。

ターンバックルで微調整

 「カネ(直角)」を見ながらターンバックルで微調整。見た目以上に細やかな感覚が求められる工程です。

本付け前の全体確認

 本溶接に入る前に、全体の位置や角度をもう一度確認。小さな確認の積み重ねが、高精度を支えています。

ターンバックル取り外し・仕上げ

 本付け後はターンバックルを外し、擦り合わせなどの仕上げを行います。

本溶接・最終確認

 溶接後には再度カネを確認し、歪みやズレがないか丁寧にチェック。

完成!

 最後に外観と寸法を確認して完成です。

【まとめ】

flapjackの製造現場では、どんな制作物でも「図面どおり+αの仕上がり」を目指しています。

そのために欠かせないのが、日々の確認と、職人たちの“感覚の精度”。

溶接機の性能を最大限に引き出しながら、一つひとつの工程を丁寧に積み重ねることで、お客様に安心して使っていただける製品づくりを行っています。

次回は、実際の溶接作業中の様子検査工程の風景を写真とともにご紹介予定です。

ぜひお楽しみに!

flapjackのよもやま話~未来の舞台美術と働き方改革️~

みなさんこんにちは!

株式会社Flapjackの更新担当の中西です!

 

さて今日は

flapjackのよもやま話

~未来の舞台美術と働き方改革️

 

 

公演の規模が大きくなる現代、舞台設置・大道具の仕事は大きく進化しています。
かつては木工中心だった舞台美術も、今ではデジタルと融合し、よりダイナミックで安全なものへと変わっています。

ここでは、 現場が抱える課題・最新技術・働き方改革・次世代の大道具像 を徹底的に掘り下げます。


■ 大道具業界の“現場課題”とは?

① 公演スケジュールの過密化

劇場の稼働率が上がり、
「朝仕込み → 昼ゲネ → 夜本番 → 深夜バラシ」
といったハードスケジュールも珍しくありません。

② 設置と撤収の時間短縮が要求

トラック到着から本番までの時間が短い現場では、
正確さ+スピードの両立 が課題になります。

③ 大型セット化による安全リスク

LEDパネルや大型装置の導入で、
セット重量が増え、安全性がさらに重要に。

④ 人材不足

経験が必要な業界のため、新人育成が難しくなっています。


■ 大道具の世界を変える最新技術✨

■ ① LEDステージセットの普及

背景パネルがLEDになったことで、

  • 映像による世界観演出

  • 転換時間の短縮

  • 表現の幅の拡大

が実現しました。

■ ② 軽量素材の進化

発泡スチロール・樹脂・アルミフレームなど、
軽くて強い素材 が増え、設置負担が大きく減少。

■ ③ CAD・3Dモデリングの導入

従来の手描き図面から、デジタル設計へ移行。
事故リスク・干渉チェックが事前にできるように。

■ ④ セーフティ機構の進化

  • 吊り物の落下防止ワイヤー

  • クランプの進化

  • トラス強度向上

  • 電動昇降装置の安全制御

現場の安全性が飛躍的に向上しています。


■ 大道具の“働き方改革”が始まっている️

舞台業界では近年、「働き方改革」が本格化しています。

シフト制の導入

徹夜仕込みを減らし、早朝・深夜の負担をバランス化。

現場ごとのマニュアル化

新人が技術を学びやすいように体系化が進む。

分業の強化

  • 輸送

  • 設置

  • 運用

  • 特殊効果

  • 映像チーム
    など、専門分野で分業化が進んでいます。

安全研修・資格制度の充実

フォークリフト・高所作業・玉掛けなど必須資格も増え、
安全第一の意識が全体に浸透 しています。


■ これから求められる大道具とは?

◆ ① 技術×デジタル

3D設計・映像融合・デジタル演出の理解が不可欠。

◆ ② コミュニケーション能力

舞台監督・照明・音響との連携が超重要。

◆ ③ 現場対応力

想定外を“想定内”に変えるのがプロの大道具。

◆ ④ 安全管理

ひとつのミスが大事故につながるため、
安全に対する責任感は必須です。


■ 大道具の仕事は “舞台の裏の主役”✨

表には出ないけれど、
大道具がいなければ舞台は一秒たりとも成立しません。

  • セットが動く

  • 舞台が変わる

  • 世界観が生まれる

  • 演者が安全に立てる

  • 観客が心を動かされる

そのすべてに大道具技術が生きています

作品が終わって舞台をバラす瞬間、
「またここに新しい世界をつくるんだ」
という達成感と次への情熱が湧く、そんな仕事です。

 

 


私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!

そして、一緒に縁の下の力持ちになってくれる仲間を募集しています!

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flapjackのよもやま話~“職人技”~

みなさんこんにちは!

株式会社Flapjackの更新担当の中西です!

 

さて今日は

flapjackのよもやま話~“職人技”

 

舞台の幕が上がった瞬間──
観客が息をのむような風景、物語の世界へ一気に入り込むような迫力。

しかし、その世界観を支えているのは 「灯り」や「音響」だけではなく、“大道具”という専門職人たちの圧倒的な技術力 です。

演劇、ミュージカル、コンサート、ダンス公演、企業イベント、展示会、撮影スタジオ…。
どんな舞台にも必ず、 プロの大道具による緻密な設計・製作・設置・転換作業 が存在します。

今回は、普段なかなか表には出ない 大道具の仕事の魅力・作業工程・安全管理・チームワークの奥深さ を、現場の空気感まで伝わるように深く書いていきます✨


■ 大道具とは “舞台の骨格” を形づくるプロ職人️️

大道具の仕事は「背景パネル」「階段」「家屋セット」「平台(ひらだい)」「書き割り」「可動セット」「大型装置」など、作品に合わせた構造物を製作し、安全に舞台上へ設置することです。

特に現代の舞台では、

  • 大型LEDパネル

  • 昇降装置

  • 迫(せり)

  • 回り舞台

  • トラス構造

  • ステージデッキ

  • 特殊効果装置(降雪・風・煙など)

など、複雑な演出が増えており、 建築・電気・機械・木工・鉄骨工事 の知識までもが求められる高度な専門世界です。

まさに、 “建築の知識を持つ舞台の職人” と言える存在です✨


■ 大道具の仕事の流れ:舞台づくりはここから始まる

大道具の仕事は「設置当日だけ」ではありません。
制作段階から深く関わり、作品づくりの要となります。


① ■ 打ち合わせ(プランニング)

演出家・舞台監督・照明・音響・映像担当と共に、作品の世界観を共有します。

ここで確認するのは…

  • 舞台のコンセプト

  • シーン構成

  • 動線や見せ方

  • 演者の安全

  • 観客からの見え方

  • 舞台機構との兼ね合い(迫・トラス・バトンなど)

大道具は、演出家の“頭の中の世界”を 具現化する職人 なのです。


② ■ 設計図作成(デザイン・構造計算)

美術プランに基づき、実際に製作するための図面を引きます。

寸法・材料・重量・バランスなどを計算し、以下の要件を満たす必要があります。

  • 強度

  • 軽さ

  • 安全性

  • 搬入可能な大きさ

  • 転換のしやすさ

  • 運搬効率

“役者が乗っても大丈夫か?吊り物と干渉しないか?”
この計算が甘いと、重大事故につながるため極めて慎重です。


③ ■ 工場での製作

木工・鉄工・造形・塗装など、専門分野に分かれて製作が進みます。

  • ベニヤパネル作成

  • 枠組み(木材・角パイプ)

  • 階段・平台の制作

  • 塗装(エイジング、レンガ風、石壁風)

  • 可動部分の仕込み

  • 安全金具の取り付け

舞台美術は“本物に見える偽物”をつくる世界。
例えばレンガ壁も実は軽い発泡素材だったり、石の柱もベニヤで作られていたりします。

「軽くて強くて美しい」
これこそ大道具が追い求める設計です。


④ ■ 搬入・仕込み作業⚙️

劇場に着いてからが本番!

  • トラックから搬入

  • 舞台図面に合わせてセット配置

  • ボルト締め

  • バトンで吊り込み

  • トラス組み

  • 階段固定

  • 演者の動線確認

劇場は限られた時間しか使えないことが多く、スピードと正確さの両方が求められます


⑤ ■ 稽古立ち会い・微調整

“演者が走る”
“座る位置を変えたい”
“開閉の速度を調整したい”

などの変更が出るたびに、舞台監督と相談しながら調整します。

大道具の仕事は、「工場で完成したら終わり」ではなく、
実際の演技と合わせて最適形へ仕上げるまでが仕事 です。


⑥ ■ 本番中の転換(場面転換)⚡

本番中は表に出なくても、裏で大忙し!

  • セット転換

  • 置き道具の出し入れ

  • ピンスポ引き(担当による)

  • トラブル対応(破損・ガタつき・外れなど)

場面転換は、舞台を“途切れなく”見せるための重要な技術。
観客に気づかれない素早さと静けさが求められます。


⑦ ■ バラシ(撤収)

公演終了後は、全てを解体し、運搬・保管場所へ。

  • ボルト外し

  • 解体

  • 梱包

  • トラック積み込み

  • 工場または倉庫へ返却

舞台は“作って終わりではなく、終わったら無くす”世界。
儚いからこそ、美しいのかもしれません✨


■ 大道具の仕事に欠かせない専門スキル

木工技術

平台・階段・パネルのベースとなる技術。

鉄工技術

大型セットや補強の骨組みに必要。

塗装・造形技術

質感をリアルに再現する高度な表現力が求められます。

舞台機構の知識

迫(せり)、回り舞台、バトン、昇降装置の理解。

安全設計

演者の動き・転換スピードを考えた計算が必須。


■ 大道具の魅力✨

大道具の魅力はなんといっても、 “世界に一つだけの舞台をつくる” という圧倒的な達成感。

  • 自分の作った階段を俳優が駆け上がる

  • セットが観客から拍手される

  • 舞台の世界観が完成する

  • 子どもたちの笑顔が目の前に広がる

表舞台に立つことはなくても、舞台の成功を支える誇りを感じられる仕事です✨

 


私たちflapjackでは自社の資材を使い丁寧に設営等を行っています!

そして、一緒に縁の下の力持ちになってくれる仲間を募集しています!

お問い合わせはお気軽に♪

 

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確かな技術は日々の積み重ねから ― Flapjack溶接工場より

 

こんにちは、株式会社Flapjackの溶接チーム アルサランです。

  • 今回は、flapjackの溶接現場がどんなことを大事にしているか、少しだけご紹介します。

溶接と一口に言っても、材料や厚み、用途によって必要な技術や条件は大きく異なります。鉄、ステンレス、アルミなど、金属の性質を理解したうえで最適な方法を選ぶのが職人の腕の見せどころです。たとえば、熱の入り方一つで歪みが出たり、強度が変わったりするため、温度管理やトーチの角度、溶接速度を細かく調整しています。

Flapjackでは、主に半自動溶接方法を取り入れています。鉄や薄板加工では、見た目の美しさと強度を両立するための繊細な作業が求められます。新人スタッフには、まず「溶接ビードをきれいに走らせる感覚」を身につけてもらうところから始め、丁寧に指導していきます。

現場では「どうしたらもっと良くできるか?」という会話を心掛け、技術を磨く姿勢を大切にしています。

また、私たちが意識しているのは“安全と環境”です。溶接は火花や高温が伴う作業なので、安全装備や換気対策は欠かせません。小さな改善を積み重ねることで、働きやすい職場と高品質な製品づくりの両立を目指しています。

溶接の世界に「これで完成」という終わりはありません。材料や設計が変われば、それに合わせて溶接条件や加工方法も柔軟に見直します。

Flapjackは、現場の知恵と経験を活かしながら一つ一つの製品に誇りを持って向き合っています。

これからも、ものづくりの現場から、Flapjackらしい技術と人の温かさを発信していきます。

次回は、実際に使っている溶接機や作業工程についても紹介予定です。どうぞお楽しみに!